三菱、あえて店舗に呼ばぬ戦略なぜ? ナイトショールーム展開 「家ナカ需要」に応える
2018.01.10
三菱は1月9日から1カ月、家でショールームを体験できる「ナイトショールーム」をはじめました。新SUVのエクリプス・クロスについて、ライブチャットを通じて見たり聞いたりできるというのです。その戦略とは?
text:Taro Ueno(上野太朗)
もくじ
ー ナイトショールーム、「家ナカ需要」に
ー 毎晩1時間×2回 チャットで質問も
ー 顧客層に変化 店舗よりも「ネット」
ナイトショールーム、「家ナカ需要」に
三菱は、新型コンパクトSUV「エクリプス・クロス」を使った、あたらしいWeb施策「NIGHT SHOWROOM(ナイトショールーム)」を1月9日(火)〜2月4日(日)の期間で実施する。
「ナイトショールーム」は、顧客がインターネット上でエクリプス・クロスを見ながら、リアルタイムでプレゼンターや開発者に質問ができるもの。
これを三菱は「Webを活用した、あたらしいクルマえらびの体験を提供するもの」と説明している。
時間は、ショールーム閉店後の午後8時〜11時。家でくつろぎながら、ライブでやりとりができる。「家ナカ需要」の高まりに応える施策であるともいえる。
「家ナカ」とは文字どおり、外出をせずに家のなかで各々が楽しむことを現している。
具体的にはどのように楽しめるのだろう?