三菱、あえて店舗に呼ばぬ戦略なぜ? ナイトショールーム展開 「家ナカ需要」に応える
2018.01.10
顧客層に変化 店舗よりも「ネット」
三菱の専務執行役員、服部俊彦氏は以下のように語る。
「数年前までは、お客さまがクルマを健闘する際、ディーラーを4〜5社ほど訪問されていました。最近はネットの普及により、来店前にウェブでじっくりと比較検討し、ほぼ車種も絞りこまれてから、1〜2社ほどのディーラーを訪問することがデータからわかっています」
「さらに『ウェブサイトを充実させてほしい』『ショールームに行く時間がない』などのお客さまの声や、『家ナカ需要』『ライブコマース需要』の高まりなどの消費動向を背景に、『夜に家でくつろぎながらショールーム体験』というコンセプトで、ナイトショールームをはじめることにしたのです」