ポルシェ スタジオ? エクスペリエンスセンター? 中国、3カ月で5000台の718販売
公開 : 2018.01.10 16:00
2シーターモデルが飛躍
「近年、中国はポルシェにとって最大の単一市場となっています。特にアジアでは当社の4ドア・スポーツカーが人気ですが、2シーターモデルの需要も急速に高まっています」と語るのは、ポルシェAGのセールスおよびマーケティング担当取締役のデトレフ・フォン・プラテン。
中国では、2017年の第3四半期に5100台以上のボクスター/ケイマンを納車している。718モデルにとっては最重要市場なのだ。
広州市中心街の新ショールームは、2017年春にドイツのジルト島に開設した拠点と同様のセールスコンセプトを採用したのが特徴で、床面積が460㎡。ポルシェが販売する全5種のモデルラインを、顧客の好みのカラーにカスタマイズできる。
中国ではJebsenグループが既存のポルシェセンターを運営。「ポルシェ スタジオ」は同社と密に協力し、顧客が車両をその場で購入することも可能だ。
ポルシェ チャイナのフランツ・ユング社長兼CEOは、「ポルシェ スタジオ広州は、ポルシェの革新的、先見的な戦略の表れで、ポルシェの伝統的な精神と新テクノロジーのパワーを組み合わせたものです。中国の変動しやすくダイナミックなビジネス環境において、このような未来的なデジタルサービスの提供はブランド強化、お客様のクリエイティブな体験の促進、および新たなパートナーの誘引につながると信じています」と説明している。