KENWOODブース タイプZ最新型 「彩速ナビ」の進化が止まらない

2018.01.14

ケンウッド彩速ナビ タイプZ MDV-Z905W

新INFOウインドウ 彩速ナビをエンタメ端末に

昨年発売の中位モデル、タイプMで初採用した8種類の新INFOウインドウ。それがフラッグシップのタイプZに搭載されたのは興味深い。新INFOウインドウは、ナビ画面が必要ないシチュエーション(走り慣れた道路/一本道の高速道など)で、自分にあった情報を表示する機能だ。彩速ナビを積極的にエンターテインメント端末として扱う発想である。

ケンウッド彩速ナビ タイプZ MDV-Z905W

地図が大きいだけの大画面ナビでは物足りない。スマホのようにユーザーが手を伸ばしたくなるシステムになってこそ、意味がある。そんな考え方のナビなのだ。

もともとJVCケンウッドは、ステレオメーカーとAV機器メーカーがルーツとあって、エンタメ機能と相性がいい。ハイレゾ/大画面化というトレンドを、車内エンターテインメント性能に落とし込むという点で、確かな力を見せつけている。

ケンウッド彩速ナビ タイプZ MDV-Z905W

ナビ機能のトピックとしては、新たに6軸慣性センサーを導入し、自車位置の測定精度を高めた。また新採用の高速道路の逆走警告は、独自のGPS処理アルゴリズムを利用して、逆走状態を検知した場合に知らせる仕組みにしている。

連携型フロント/リア用ドラレコへの対応、リアモニターの発売とあわせて、最新型タイプZのセーフティ/エンターテインメント性能は、フラッグシップの名に恥じない。

ケンウッド彩速ナビ タイプZ MDV-Z905W

「MDV-Z905W(200mmワイド)」「MDV-Z905」の発売は2月中旬。想定実売価格は13万円前後だ。

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