マスタング「ブリット」登場 映画をモチーフ 内外装や機関も専用 デトロイトモーターショー

公開 : 2018.01.15 10:20

室内もテーマはグリーン メカも調整

室内では、グリーンのステッチが入った2脚のレカロや、球形のシフトノブなどが専用装備。また、ブリット・エレクトロニクス・パッケージと銘打ち、ナビゲーションシステムやプレミアムサウンドシステム、死角モニターや側方接近警報、運転席とミラーのポジションメモリー機能を盛り込んでいる。

だが、単なるコスメチューンで終わらせず、メカにまで手を入れてきたあたり、マスタングにおけるブリットの重要性がうかがえる。

5.0ℓの標準仕様は、最高出力が450psで、最高速度は250km/hだが、ブリットでは270km/hのトップスピードを謳う。

発表モデルはチャリティオークション

デトロイトショーでの公開時には、スティーブ・マックイーンの孫娘であるモリー・マックイーンのドライブで壇上に登場したが、このクルマはチャリティ目的のオークションに出品されるという。

市販版の登場は夏ごろの予定で、GT350からエンジン回りのパーツを流用しているが、価格はそれよりずっと低くなる見込み。

限定生産で、フォードではその数を明らかにしてはいないが、その台数はGT350より多いだろう。

なお、AUTOCAR JAPAN上でこの記事をご覧になっている方は、記事下の「すべての画像をみる」ボタンから、外部メディアでこの記事をご覧の方は、記事下に設けられたリンク「『フォード・マスタング・ブリット』すべての画像を見る」から、ほかの画像をお楽しみいただける。

関連テーマ

おすすめ記事

 

人気記事