フォルクスワーゲン新型ジェッタ デトロイトモーターショーで公開 英国/日本への導入は「不明」
公開 : 2018.01.15 15:10 更新 : 2018.01.15 15:14
ゴルフのセダン版であるジェッタがフルモデルチェンジしました。先代は日本へは導入されず、英国ではつい先ごろ販売の終了が決定しましたが、世界規模でみると、フォルクスワーゲンの主力モデルのひとつです。
新VWジェッタ 全長/全幅が拡大
英国市場ではセールスが低調で、販売が打ち切られたジェッタ。そのため、この新型も英国への導入予定はないが、アメリカ市場などではパサートの下位に当たるモデルとなる。
ボディサイズは全長で43mm、全幅で35mm、先代より拡大され、キャビンスペースも広さを増している。
また、オーバーハングはフロントを10mm、リアを18mm短縮。エクステリアのデザインはパサートやゴルフに通じるもので、ダッシュボードは共通かと思わせるほど似ている。
インフォテインメント系にはMIBと呼ばれる最新の基本アーキテクチャーを用い、10.2インチのデジタル計器盤であるアクティブインフォ・ディスプレイや、ダッシュボードに埋め込まれたタッチスクリーンを装備。MirrorlinkやApple Carplay、Android Autoを備え、スマートフォンとの連携にも不自由しない。
エンジンは1.4ℓTSIの場合、150ps/25.4kg-mを発生。前輪駆動で、6段MTと8段ATを設定する。
かつてはヴェントやボーラと名乗ったこともあったジェッタは、日本や英国では存在感が薄く、今や正規導入されていないが、世界的に見ればフォルクスワーゲンのラインナップ中でも販売台数の上位に入る。
1979年の登場以来、累計1750万台ほどが世に送り出されているのだ。
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