4ドアのAMG GT、3月ジュネーブ公開へ E63 Sと共通 19年に本命HVも 画像64枚

公開 : 2018.01.16 12:40  更新 : 2018.02.20 18:13

新HV F1の知見を フォーミュラEも加速

GTコンセプトで示されたハイブリッドシステムだが、市販版は4.0V8ツインターボをフロントに縦置きし、電気モーターをリアアクスルに配する。エンジンは四輪を駆動し、モーターは後輪の駆動のみをアシストする方式だ。

AMGいわく、モーターは非常に軽量なバッテリーと接続されるという。

開発は「メルセデス-AMGハイパフォーマンス・パワートレインズ」。英国に拠点を置くこの会社は、プロジェクト・ワンの1000psを超えるユニットも手掛けた。

新たなハイブリッドシステムは、F1マシンのパワーユニットのノウハウを活かしたもの。エネルギー回生により充電し、その電力を用いてモーターでエンジンをアシストする。

メルセデス・ベンツは2018/19シーズンのフォーミュラEに参戦するが、その活動がAMGの電力パワートレイン開発を加速させるものになるだろうと、開発部門を統括するドラモンド・ヤコイは語る。

「F1エンジンを手掛けるメルセデス・ハイパフォーマンス・エンジンズとともに、ことに当たっていますが、今度はフォーミュラEプロジェクトで一致団結していきます」

「まだエントリーしたばかりで、どのように活動していけばいいのか正確には整理できていません。しかし、AMGとの密接な関係は、必ずや見いだせるでしょう」

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