輸入車販売 昨年30万台超え 過去何番目の成績? 「2017年12月に売れたインポートカー」

2018.01.19

2017年12月「インポートカー」新規登録ランキング

車名別インポートカー新規登録台数 (乗用車、貨物、バス合計)

日本自動車輸入組合 1月からの累計台数順

1位 メルセデス・ベンツ 7166台
2位 BMW 5482台
3位 フォルクスワーゲン 4153台
4位 アウディ 3055台
5位 BMWミニ 2760台
6位 トヨタ 1590台
7位 ボルボ 1808台
8位 日産 643台
9位 ジープ 1113台
10位 プジョー 855台

11位 ルノー 451台
12位 ポルシェ 832台
13位 フィアット 656台
14位 スズキ 372台
15位 スマート 547台
16位 三菱 207台
17位 ランドローバー 524台
18位 シトロエン 344台
19位 ホンダ 1029台
20位 ジャガー 237台

M・ベンツ 5年連続の過去最高更新

外国メーカーの12月のブランド別成績では、前年同月比1.4%減ながら7166台の新規登録を成し遂げたメルセデス・ベンツが34カ月連続での首位につく。第2位には同5.6%増の5482台を達成したBMWが7カ月連続で位置。第3位には同0.6%減(4153台)と5カ月ぶりに前年割れを記録したフォルクスワーゲンが、第4位には同10.2%増(3055台)と3カ月連続でプラスとなったアウディが入った。

2017年 通年の成績は?

この結果、2017年通しての外国メーカーのブランド別順位は、前年比1.2%増の6万8221台を達成したメルセデス・ベンツが3年連続でのトップ、しかも5年連続で過去最高台数を更新する。続く第2位には、同3.9%増(5万2527台)のBMWが2年連続でランクイン。第3位には同3.8%増(4万9040台)のフォルクスワーゲンが、第4位には同0.6%減(2万8336台)のアウディが入った。

ドイツ4強以外の2017年通しての成績は、BMWミニが前年比3.6%増(2万5427台)、ボルボが同8.1%増(1万6120台)、ジープが同7.6%増(1万102台)、プジョーが同11.3%増(8242台)、ルノーが同34.3%増(7121台)、スマートが同2.9%増(4638台)、ランドローバーが同11.0%増(3619台)、シトロエンが同56.9%増(3152台)、アバルトが同23.1%増(2286台)、アルファロメオが同4.0%増(1838台)、マセラティが同37.9%増(1824台)、シボレーが同36.4%増(809台)と前年超えを成し遂げる。


高級スポーツカーブランドの好調さも目立ち、ポルシェが同0.5%増(6923台)、フェラーリが同14.3%増(775台)、ランボルギーニが同24.3%増(475台)、アストン マーティンが同72.6%増(321台)を達成した。日本ブランドでは、トヨタがハイラックスの新規導入などの効果で同7.4%増(1万7057台)、ホンダが新型シビックや新型NSXの導入で同276.2%の大幅増(2987台)を記録。登録台数を伸ばせる新型車の導入がなかった日産やスズキ、三菱自動車はいずれも前年比で2桁減となった。

年間のモデル別販売台数では、BMWミニが2年連続での首位に輝く。昨年、1988年の調査開始以来初めてトップを明け渡したフォルクスワーゲン・ゴルフは、またしても2位に甘んじることとなった。

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