アストン・マーティン・ヴァンキッシュ・ボランテ
公開 : 2013.02.14 11:19 更新 : 2017.06.01 01:46
アストン・マーティン・ヴァンキッシュ・ボランテのテスト風景を捉えた。クーペの発表から1年後となる今年の前半にこのオープン・バージョンのヴァンキッシュは登場すると見られている。
クーペからの変更は最小限で、クーペと同じレベルの高速安定性を確保するために、拡張されたリア・スポイラーが取り付けられる程度。そのスポイラーは最新のエアロダイナミクスをもって設計されたものだという。
折りたたみ式のルーフは、軽量化が計られているとともに、後部からの衝撃を受け止めるような設計がされている。
エンジンは、クーペと同じ5.9ℓのV12で、290km/hのトップ・スピードと、4.5秒という0-100km/h加速をマークする。
価格は200,000ポンド(2,900万円)程度となるだろう。
ヴァンキッシュは第4世代のVHプラットフォームをベースとしたモデルで、カーボンファイバーを広範囲にわたって使用することで、ねじり剛性を高めている。このヴァンキッシュ・ボランテの登場によって、ライバルたるフェラーリのセールスに、少しでも食い込もうとアストン・マーティンは考えているようだ。