スバルXV 2.0i SE 英国試乗 水平対向4気筒、力不足も輝き増す
公開 : 2018.02.01 11:40 更新 : 2018.02.02 14:04
エンジンはスムーズでも力不足
エンジンは明確にスムーズになり、静けさも増している一方、リニアトロニックCVTが上手く制御してはいるものの、中回転域では大きな唸り声が聞こえてくる。このCVTは4WDに対応した唯一のギアとなるが、比較的高めのエンジン回転数が必要となるようだ。
実際、156psと20.0kg-mでは、高速道路での合流加速や追い越しの際の力不足は否めず、回転数も自ずと高くなってしまう。
ターボエンジンを積むライバルも似たようなパワー感だが、中回転域の加速はもう少し良いはず。
リニアトロニックCVTは擬似的に7段の変速ステップを持っているが、依然として極めて連続的なトランスミッションであり、最良のシステムとして残されたようだ。ステアリングホイールのパドルシフトで操作するのは似合わない印象がある。