長寿車ランキング 世代交代なしに10年以上続いたモデルとは 後編
公開 : 2018.02.07 11:40 更新 : 2021.03.05 21:43
これまで、30年以上生産の続いたクルマが意外に多いと、前編でお分かりになったでしょう。後編では、さらに長寿を誇ったモデルが登場。あのクルマやこのクルマも、もちろん登場します。
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ルノー4:33年(1961〜1994年)
キャトルことルノー4は、まさしく時代に合ったクルマだった。RRレイアウトを採る4CVの代替車種として開発されたが、こちらは正反対のFFレイアウトで、実用的なハッチを介してアクセスできる大きな荷室を備えたのである。
33年の間に、数多くの改修を受けたキャトル。グリルのデザインは4タイプあり、4気筒のエンジンは徐々に排気量を拡大。ただし、基本的なボディ形状は変わらなかった。生産はフランスのほかアイルランドやモロッコ、アルジェリア、ユーゴスラヴィア、チリとウルグアイで生産され、その台数は800万台にのぼる。