長寿車ランキング 世代交代なしに10年以上続いたモデルとは 後編

公開 : 2018.02.07 11:40  更新 : 2021.03.05 21:43


ルノー12:37年(1969〜2006年)

ルノーの経営陣は、12が四大陸で販売されるグローバルモデルになると信じていた。実際、その予測は現実となり、主要マーケットは西欧だったものの、東欧やアメリカ大陸、オーストラリアにも投入された。

また、特筆すべきはこの12がダチアのバックボーンとなったこと。フランスでの生産が終了した後も、ルーマニアで26年にわたり、ダチア1300と名を変えて造り続けられた。スポーティクーペの1410、リフトバックの1320、2ドアと4ドアのピックアップといった、派生モデルも開発されている。この後を受けて、安価でベーシックな移動手段として登場したのが、欧州市場にその安さで衝撃を与えたロガンである。

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