DS 7クロスバックに試乗 内装はフランス流、一方で価格高 推奨むずかしく

公開 : 2018.02.06 10:40  更新 : 2022.04.23 12:04


高級感のある個性的なスタイリング

風合いの良い高級感と最新のテクノロジーが組み合わされたアイデア群は、このクルマの魅力を強めている。

よく観察していくと、DS 7クロスバックが個性的に見える印象は、全体的なプロポーションに依るところが大きく、例えば無表情なフロントエンドのデザインは、アウディQ3と似ているように思う。また、飛行機を思わせるようなディテールと、ジュエリーの様に輝くLEDヘッドライトなどは、残念ながら、同じプラットフォームで成り立つプジョー3008と近似する雰囲気がある。

感じ方は様々だと思うけれど。

前述のジュエリーの様な3次元的なデザインのLEDヘッドライトやクロームメッキのパーツに依存してはいるものの、エラが張ったスタイリングは、ハンサムに感じられる。パフォーマンスラインを選択すれば、クロームメッキはグロスブラックに変更も可能だ。

駆動方式はFFで、エンジンはPSAグループ既存のものとなる。225psを発生する1.6ℓガソリンターボか180psの2.0ℓブルーHDiディーゼルの2種とは、アイシン製の8速ATが組み合わされる。129psの1.5ℓディーゼルを選択すれば、6速ニュアルも選べる。

また2019年には、304psを発生するプラグイン・ハイブリッドに4輪駆動の組合せも、5万ポンド(760万円)前後になる見込みだが、選択できるようになる。

早速走らせてみたい。

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