フィアット、ジープ、アバルト、アルファで2.1万台 FCAジャパン過去最多の販売
公開 : 2018.02.06 17:10
フィアット、アバルト、ジープ、アルファ・ロメオの日本販売が、2017年は約2.1万台に達しました。FCAジャパンとして過去最高を記録。ジープは、1万台超えです。
ジープ 年間1万台を突破
FCAジャパンは、2017暦年の合計販売台数が2万1938台に達し、年間最多の登録台数を記録した。
前年比では、外国メーカー車全体の前年比(3.7%増)の約2倍となる7.3%の増加。過去8年間で7回目のプラス成長となった。
好調の背景には、アルファ・ロメオ、フィアット、ジープ、アバルトの各ブランドでそれぞれ商品の充実を図ったことと、ブランドの訴求力を高めるディーラーの再編が販売を後押ししたという。
とくにジープは2017年に前年実績を7.6%上回り、年間販売台数が初めて1万台を突破。ジープのアイコン「ラングラー」、スモールSUVの「レネゲード」、フラッグシップ・モデルの「グランドチェロキー」の3モデルが過去最高を達成している。さらに、2017年12月に発売した新型「コンパス」も好調なスタートを切ったことが販売増の要因となった。
また、新しいコーポレート・アイデンティティ(CI)を含めた正規販売ネットワークの全面アップグレードもブランド強化に寄与。2016年10月に第1号店が完成した新CI店舗の数は、今年2月2日時点で全73拠点中32店舗にまで増え、リニューアル計画は順調に進んでいる。