動画 テスラ・ロードスター、火星へ スペースXのロケット打ち上げで
公開 : 2018.02.07 15:40 更新 : 2018.04.18 14:36
クラス最高水準の性能
ファルコン・ヘビーのロケットは、マーリン1Dエンジンを9基積むものが1ユニットで、メイン1基とサブ2基の3基が用いられる。いずれも地上へ戻る設計。すでにサブ2基は着陸しているが、3つとも回収できれば史上初の事例となる。
マスクには、彼が手にするふたつのブランドを、世界中に遍く知らしめる狙いがある。昨年にはロードスターの後継モデルが発表されており、これを売り込むためにも話題性が欲しいところだ。この新型ロードスターは200kWhバッテリーパックを積み、0-100km/h加速1.9秒というロケット級のダッシュと、1000kmの航続距離を両立すると謳う。
そんなロードスター同様、ファルコン・ヘビーもクラス随一の性能の持ち主。最大積載量は、NASAのスペースシャトルの2.5倍を超え、冥王星まで3.5tの物資を送ることも可能だという。