ポールスター1ハイブリッド、ジュネーブ初披露 2/3は2020年めど 「月会費制」も

公開 : 2018.02.07 22:00  更新 : 2018.02.20 18:13

販売の真打は2020年に登場

ポールスター1クーペは、S90用を短縮したプラットフォームにフルカーボンのボディをまとい、600ps程度を発生するフロントの2.0ℓターボとリアのツインモーターを搭載。ブランドのイメージリーダーとなるモデルだ。ジュネーブでは、1クーペを100名以上の見込み客に披露する。購入の意思がある場合は、2500ユーロ(30万円強)のデポジットを支払うことを求められるだろう。

その後、より多くのひとびとに向けて、まずは欧州で公開。走りを披露するのは、グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードという可能性もある。その後、アメリカや中国に上陸。中国といえば、成都ではボルボの既存工場に併設する、カーボン製コンポーネンツの専用設備が建設中だ。

ポールスター2はハッチバックを備えるセダンタイプで、ボルボの小型車用プラットフォームであるCMAを採用して、シャシーもボディもスチール製。エクステリアは、評判の良かったコンセプト40.2のデザインをほぼ踏襲する。生産開始は来年終盤で、2020年前半には市場に投入される。ハンドル位置は左右いずれも選べることになるとみられる。

生産拠点がどこになるか、インゲンラートは明言していないが、テスラモデル3との鍔迫り合いは本気で狙っている。パワートレインの構成はいまだ検討中と思われるが、前後1基ずつモーターを積むレイアウトが提案されているようだ。価格は4万ユーロ(約540万円)からといったところに落ち着きそうで、現実的な航続距離は320km程度が求められる。

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