ポールスター1ハイブリッド、ジュネーブ初披露 2/3は2020年めど 「月会費制」も
公開 : 2018.02.07 22:00 更新 : 2018.02.20 18:13
年販は8〜9万台 新たな料金プランも検討中
3はルーフの低いSUVで、ボルボでは大型車に用いるSPAプラットフォームにアルミとスチールの混成ボディを組み合わせる。発売は2022年に予定されており、生産は成都工場で行われると見込まれる。
これら3台が想定通りに売れたならば、ポールスターは年間8〜9万台規模のセールスを達成することとなる。このうち、1は500台程度で、主力となる2が5万台といった見通しだ。
インゲンラートはこのほかにも、ボルボ名義で売るにはニッチ過ぎるアイデアを、ポールスターで市販化することも検討中だと語る。
既成概念を覆すようなニューモデルを開発中のポールスターだが、同時に、顧客とディーラーの新たな関係も模索している。これはユーザーの利便性を高め、これまでの売り手と買い手というだけの二極構造を変えるものだ。
クルマの購入者は月会費のようなかたちで料金を支払うが、これには保険と整備や修理の費用に充てる。また、クルマの一時利用料を含む場合もあるかもしれない。
そうすれば、愛車のほかに必要に応じてバンを借りたり、気分次第でスポーツカーでドライブに出かけたり、という楽しみ方ができるわけだ。
ポールスターのジョナサン・グッドマンCOOは、世界中で80ほどの販売拠点を選り出すつもりで、英国では8カ所ほどが候補に挙がっている。