同じクルマ、違う名前 バッジ・エンジニアリングのクルマたち 前編

公開 : 2018.02.10 11:40

ロールス・ロイス・シルバーシャドウ(1965年):2モデル


1931年にベントレーを吸収したロールス・ロイスは、2ブランドでモデルレンジの大半を共有したが、時として両ブランドの各モデルには大きな差が付くことがあった。シルバーシャドウとT-シリーズは、クルマとしては大きく変わらなかったが、ユーザーはロールスの方がプレステージ性の高いブランドとみなしていた。そのため、ベントレーT-シリーズの4ドアが2280台しか売れなかったのに対し、シルバーシャドウは30000台ほどが世に送り出されたのである。

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