同じクルマ、違う名前 バッジ・エンジニアリングのクルマたち 後編

公開 : 2018.02.11 06:10  更新 : 2019.05.04 13:03

オペル・ザフィーラ(2001年):3モデル

オペルとヴォグゾールで共有するのはいつものことだが、スバルにも供給された。市場の要求により、スバルはこれまでと異なるラインナップを欲していた。大多数のスバリストは、ラリーカーを公道で感じられるインプレッサSTiをはじめ、走り重視のセダンとワゴンを揃えるレガシィ、タフな走りのフォレスターに満足していた。しかし、世のミニバンブームを受けて、商売面で7座MPVが必要となったのだ。そこで、ザフィーラのOEMモデルをトラヴィックとして販売したのである。

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