同じクルマ、違う名前 バッジ・エンジニアリングのクルマたち 後編
公開 : 2018.02.11 06:10 更新 : 2019.05.04 13:03
オペル・カデット(1984年):9モデル
もうひとつのトップ・オブ・バッジエンジニアリングは、やはりGMが輩出した。カデットの名は、1936年までルーツをたどれる。前輪駆動化された1979年登場のカデットDもヴォグゾール・アストラとして販売されたが、今回の対象となるのは、それに続くカデットEだ。
数えてみよう。シボレー・カデット、ポンティアック・ル・マン、パスポート・オプティマ、大宇のシエロ/ル・マン/ネクシア/レーサー、そしてオペルとヴォグゾールのアストラ。9車種だ。ただし、ユーゴスラビアのIDAオペル版カデットや、ヴォグゾールのセダン版であるベルモントのようなバリエーションも加えれば、文句なしのトップだ。