長期テスト ホンダ・シビック・タイプR(1) 第一印象は
公開 : 2018.02.09 18:10
気になる「ブレーキ鳴き」今後の課題
以前テストした2016年型のシビック・タイプRと同じく、今回もGTグレードを選択した。これは2000ポンド(31万円)の追加で、ブラインドスポット警告や、パーキング・センサーや、自動防眩ミラーや、デュアルゾーンの空調などの長距離ドライブに適した装備が加わる。
これらの装備による重量増加の影響で、GTグレードは0-100km/hの加速が標準モデルに対して0.1秒遅くなっている。もちろん5.7秒と5.8秒の差に難癖をつける気はなく、とても速いということに変わりはない。
装備が満載のGTグレードを選択した他は、有償オプションとしてパールブラックの外装色を選択した。英国では黒は以前の白のように人気の色らしい。写真家のクルマらしく綺麗に保つよう心がけたい。
確かにこれは目立つクルマだが、それとは別にラッシュアワーの渋滞時にブレンボ製ブレーキが大きな音を立て、通行人の視線を浴びるはすでに気づいている問題。
これはただ単に新車特有の問題なのか、より深刻な問題のサインなのか、それともタイプRのパフォーマンスを実現するためには仕方のないことなのかは、まだわからない。
この点についてはしばらく注意をしてみるが、それよりも渋滞で時間を無駄にするのではなく、より走りやすい道でこのホットハッチの走りを試してみたい。
テスト車について
モデル名:ホンダ・シビック・タイプR GT 2.0 VTEC ターボ
新車価格:3万2995ポンド(514万円)
テスト車の価格:3万3520ポンド(522万円)
追加した装備一覧
パールブラック外装色 | 525ポンド(7万9000円) |
テストの記録
燃費:8.8km/ℓ
故障:無し
出費:無し