CES 2018で見つけた、奇抜なテクノロジー 11選

公開 : 2018.02.10 15:40

起亜の5G通信

起亜自動車のブースは、自動運転コネクテッドカー用ダッシュボードのコンセプトがメインになっていた。展示の1つとして、車両の第5世代移動通信システムの技術を使ってソウル本社との生中継を実演した。超高速な5G通信は車両の迅速なデータ転送を可能にする。これは自走車にとっては極めて重要なことだし、乗っているひとにテレビ番組を提供するためにも必要だ。

想像するだけでワクワクするが、それを実現するカギを握るインフラが整備されるまでまだ少し時間がかかりそうだ。

実用化はいつから?

問題は、5Gの規格化がまだ進行中で完了していないことと、いつからサービスをスタートさせるか決まっていないことだ。実用化は早くても2020年になりそうだが、もっと先になる可能性もある。

AUTOCARの評価 ★★★★★★★★★☆

生中継はうまくいっていたし、超高速な通信速度は大歓迎だ。

3Dプリンターで作られた自動運転バス

Olliは米国の会社、ローカル・モーターズが開発した自動運転バスである。3Dプリントの技法で製造したカーボン・ファイバー製の車体パネルとシャシーを組み立てて作られている。

最高時速は40km/h、航続距離は60km。3Dプリントゆえに、車体の設計開発には3カ月しかかからないそうだ。

同社は現在、どうすればOlliやモビリティ全般への認知と利用を広められるか、アイデアを集めている。

実用化はいつから?

既にOlliの運行は始まっている。ハッシュタグ「#AccessibleOlli」を付けて、Olliをより良くするアイデアを投稿することができる。

AUTOCARの評価 ★★★★★★★★★☆

革新的な生産方法と、次世代モビリティ・ソリューションの促進は称賛に値する。

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