新型アウディA7スポーツバック 50 TDIを試乗評価 CLSとの差異を明確化
公開 : 2018.02.13 10:10 更新 : 2018.02.13 10:13
どんな感じ?
ボディサイズは若干小さく、車内は若干広く
新モデルは、ホイールベースが12mm延ばされ2926mmとなった一方で、全長は5mm短い4969mmとなった。全幅も1911mmから1908mmへと若干狭められており、全高は1422mmと2mm高くなっている。
ラゲッジスペースは初代と変わらず535ℓで、リアシートを畳めば1880ℓにまで拡大できる。アウディはゴルフバックふたつを積むのに充分な大きさと言っているが、クルマのターゲット層がここから読み取れるだろう。
若干拡大したホイールベースは、後部座席の空間にも余裕をもたらし、レッグルームは21mm、ヘッドルームは5mm広くなっている。大人ふたりには充分なスペースがあるが、長距離ドライブの時などは、クーペボディだという事は意識しておいた方が良いだろう。
そもそもA8の様に運転手に乗せてもらうのではなく、自らが運転するクルマとしてデザインされているから、リアシートの居住性はこのクルマの重要項目ではない。
それはA7のダッシュボードにも現れている。