三菱エクリプス・クロス4WDを英国で評価 低めの価格設定ながら装備は充実

公開 : 2018.02.16 11:10  更新 : 2018.02.16 13:15


どんな感じ?

かつてのイメージより車内の質感は向上

三菱のデザイナーは、ダッシュボードを幅いっぱいに広がるシルバーのライナーで、上下に分割した。その上半分はインフォメーションに関するエリアで、下半分は操作に関わるエリアに分かれている。

7インチのタッチスクリーンは小ぶりだが、すっきりしていて操作性は悪くない。ヘッドアップディスプレイのリフレクターは大きいものの、戦闘機のコクピットの様には感じないだろう。全体的な質感は、かつての三菱車よりも上がったように感じられる。

スリークなデザインの代わりに、リアのラゲッジスペースは削られており、特にセアトアテカなどと比較すると、その差を感じるはず。一方で前席のヘッドルームは充分広く、足元も広々。リアシートは最大200mmスライドするから、後席でも狭さを感じることはないと思う。ただし、ラゲッジスペースや座席の広さに関しては、購入する際の優先順位がどこにあるかで、受け取り方も異なるはず。

ディーゼルエンジンも秋には登場する予定だが、今のところは比較的力強い1.5ℓのガソリンエンジンのみとなる。三菱としては、ディーゼル車に対する規制強化などで、ガソリン車に戻ってくるユーザーへのアピールがあると思われる。

もしかすると、かつてのラリーカーによる栄光の記憶にも期待しているのかもしれない。

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