2017年の世界新車販売動向 データで見る市場の「勝ち組、負け組」

公開 : 2018.02.17 17:40

3ボックスセダンの終焉

SUVの台頭はこれまでも伝統的なセダンモデルの減少を意味してきた。ハッチバックやワゴンボディのモデルと4ドア・セダンの販売台数を明確に分けるのは難しいが、JATOのデータによれば、この傾向は中国を除く全世界で続いていることを示している。

セダン/ハッチバック/ワゴンの4つのボディを持つ主要セグメントのうち、昨年の中国では3つが拡大している。ミッドサイズ(対前年比+10%)、エグゼクティブ(同+14%)とラグジュアリー(同+109%)である。コンパクトのセグメントだけが対前年比で減少(-5%)している。

一方、米国市場では対照的にこれら4つ全てが減少しており、欧州でも主力のプレミアムコンパクトとミッドサイズの両方が販売数を減らしている。

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