アウディA7新型 55 TFSIを評価 50 TDIの方が「やや好ましく」

公開 : 2018.02.20 10:10

「55 TFSI」の命名法/MHVについて

アウディファンにはモデル名の新しい命名法はご存じと思うが、「55」という表記はパワートレイン全体の最高出力が333ps〜474psであることを表す。

このクルマの場合、3.0ℓV6ターボエンジンで340psを発生する。TDI版と同じく、既に新型A8でお披露目されたマイルドハイブリッドシステムも付く。

これは発進に48Vのベルト駆動オルタネーターを使い、惰性走行/減速時に12kW(16ps)のエネルギー回生も行う。また55〜160km/hで惰性走行に入ると、エンジンが駆動系から自動的に切り離される。

最大トルクの51.0kg-mは1370〜4500rpmで発生し、7段Sトロニックで変速する。センターデフにはLSDの代わりに多板クラッチ式を用いる。通常は2WDで走行し、さまざまなセンサーの情報から必要(になりそう)なときのみクラッチをつないで4WDとなる。

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