三菱アウトランダー 日本未導入のディーゼルに試乗 PHEVの特長、再認識
公開 : 2018.02.21 12:00 更新 : 2018.02.22 23:08
ディーゼルの経済性はライバル並
そして価格差も小さくない。ディーゼル版のエントリーモデルなら、5シーターで2万5955ポンド(395万円)からで、7シーターなら2万8769ポンド(438万円)から。われわれがテストした7シーターのディーゼル版で、ATと4輪駆動の組み合わせなら、3万4055ポンド(517万円)だった。
PHEV版は、政府からの補助金は含んでいないものの、エントリーモデルで3万5330ポンド(537万円)からとなる。税金面でも優遇はされるのだが。
一方で、PHEV版なら53kmほどを電力のみで走行する事が可能だが、147psと36.7kg-mを発生するディーゼルも充分に経済的と言えるだろう。今回のテスト車両での燃費は17.2km/ℓだ。ちなみに日産エクストレイルの燃費は16.9km/ℓ、スコダ・コディアックは17.5km/ℓとなる。
全体的には良く見える様なクルマでも、改善するべき箇所はあるもの。
アウトランダーの場合はどうだろうか。