試乗 BMW 6シリーズ・グランツーリスモ 直列6気筒ガソリン「640i」
公開 : 2018.02.22 10:10
6シリーズGTのエンジン展開とオプション
6シリーズGTに用意されるエンジンはそれほど多くはない。
最近のBMWの命名法に騙されてはいけないが、伝統的に6気筒エンジンを表していた数字である「3」を与えられた630iには、エントリーモデルとして259psのターボ付き4気筒ガソリンエンジンが搭載されている。
そしてディーゼルは265psと65.7kg-mを発するターボ付き直列6気筒が唯一の選択肢である。
640iでは全てのモデルがBMWのフルタイム4輪駆動システムであるxDriveを搭載しており、サスペンションにはいくつかの選択肢が用意される。
英国の場合、リアにセルフレベリング機構を持つエアサスペンションが標準となるが、1670ポンド(25万3573円)のオプションでアダプティブ・サスペンションを選択すると、フロントにもエアサスペンションが搭載される。
このエクストラを支払うことで、ダンパーも電子制御式となり、スポーツ・モードでは最低地上高が10mm下がる。
3340ポンド(50万7146円)のオプションとして設定されるエグゼクティブ・パッケージでは上記に加え、ボディコントロールの改善と敏捷性の向上を目的に、アクティブ・ロールバーと全輪操舵がそれぞれ装備される。