ボルボV60新型 SPA採用でXC60/V90と共通点多く A4/Cクラス/3シリーズと競合
公開 : 2018.02.22 12:05 更新 : 2018.02.22 13:56
外装、V90よりアグレッシブに 内装は共通点多く
さて、荷室容量を重視したV60、内外装にも影響を及ぼしている。
2010年からのV60オーナーは、新型が大きく変わったことを即座に感じるだろう。
デザイン言語は、先に発表されたV90やXC60と共通点が多い。ボディサイド中央はぐっと絞り込まれ、ルーフは後端に向けて傾斜がつく。V90が安定感を表現しているのに対し、V60からはアグレッシブさを感じる。
インテリアは、センターコンソールやタッチスクリーンなどXC60との共通項が多い。先代とくらべると、大きく前進していると感じられる。
ディーゼル2種 ガソリン1種 PHEVが2種
英国仕様のエンジンは、2種類のディーゼル、1種類のガソリン、2種類のプラグインハイブリッドとなる。構成は以下のとおり。
ディーゼル
・D3(150ps)
・D4(190ps)
ガソリン
・T5(245ps)
プラグインハイブリッド
・T6(340ps)
・T8(390ps)
なお補足事項として、T4(ガソリン)が発表後12カ月のあいだに英国に導入予定。T8(プラグインハイブリッド)の最高出力=390psは、XC60の同パワートレインよりも17ps低められている。
また、ディーゼルのエントリー機種にあたるD2(120ps)は「今のところ導入プランなし」とのこと。発表後2〜3年のスパンで導入を健闘する可能性はあるそうだ。