イタルデザイン・ゼロウノ・ロードスター ジュネーブ公開 5.2ℓV10、R8と共通
公開 : 2018.02.26 16:40
ゼロウノは完全自社開発モデル
2015年にイタルデザインの買収を完了したのが、2010年にジウジアーロ家から株式の90%を買い取っていたアウディ傘下のランボルギーニだったことを考えれば、このふたつのモデルが似ているのは決して偶然ではないだろう。
ゼロウノのエンジニアたちは、この新型モデルの主要コンポーネントについて、「カーボンファイバーとアルミニウム製のモジュラーシャシー」を使っていることだけしか明らかにしていない。
このクルマは完全にイタルデザインによる自社開発モデルとなる。内部の情報筋によれば、総勢60人のデザイナー、エンジニア、技術者とさまざまな専門家がペリーニによって集められたという。
「このプロジェクトは50年間に渡って完成車のデザインとエンジニアリング、それに生産を行ってきたことの成果です」とペリーニは言う。「スーパーカーの市場にデビューすることが出来て非常に満足しています」
サロン・プリヴェの共同創設者であるデイビッド・バグリーはこのクルマの英国でのデビューについて「イタルデザインの英国デビューの場に選んで頂き光栄です。新たにペイントされたピレリPゼロを履いてのジュネーブでの公式発表に続いて、イタルデザインと彼らの素晴らしいスーパーカーであるゼロウノを今年のサロン・プリヴェに迎えることができるのはこの上ない栄誉です」と語っている。