アルファ・ロメオ・ザウバー C37公開 アルファの名、F1に復活
公開 : 2018.02.22 19:10
クアドリフォリオ F1に復帰
「2018年シーズンのチームの目標は明確です。レースフィールドで前線に食い込み、シーズンを通じてパフォーマンスを高めていきます。C37の開発には多大なエネルギーと努力を注ぎました。パートナーやファンにはサポートし続けてくれたことを感謝しています。アルファ・ロメオのF1への復帰はチームにとって新たな節目となり、このような歴史あるブランドがわたし達をパートナーに選んでくれたことを誇らしく思います。アルファ・ロメオ・ザウバーF1チームとして2018年シーズンを迎えることを嬉しく思います」
アルファ・ロメオの復帰により、モータースポーツの最高峰たるF1の歴史に偉大なるコンペティターが蘇り、また1923年以来、アルファ・ロメオの最高のパフォーマンスを持つモデルに与えられてきた伝説的な「クアドリフォリオ」(四葉のクローバー)エンブレムが再びサーキットに姿を表すこととなった。C37のエンジンカバーに付けられたこの幸運の印には、レースの世界に根ざした輝かしい歴史が刻まれている。
「クアドリフォリオ」を最初に付けたアルファ・ロメオ車は、1923年にウーゴ・シヴォッチの運転により第15回タルガ・フローリオで優勝したRL。またブリリ・ペリが1925年にモンツァでの第1回ロードレース選手権で優勝し、アルファ・ロメオが獲得した5つの世界タイトルのうち、最初のひとつをもたらした「P2」にもこのエンブレムが付けられていた。さらに1950年と1951年にはジュゼッペ・ファリーナとファン・マヌエル・ファンジオがアルファ・ロメオ「158」と「159」を駆り、F1世界選手権でドライバーズタイトル獲得を成し遂げている。