トヨタ、2013年のWECマシン、TS030を公開
公開 : 2013.02.21 12:40 更新 : 2017.06.01 01:47
トヨタは、ル・マン24時間を含む2013年シーズンの世界耐久選手権(WEC)を戦うTS030ハイブリッドを公開した。そのシェイク・ダウン・テストが、4月14日のシルバーストンでの開幕戦を前に、ポール・リカールで行われた。
トヨタは、今年のWECを2台のマシンで戦う。ナンバー7は、アレックス・ヴルツ、ニコラス・ラピーエル、中嶋一貴が、ナンバー8は、アンソニー・デビッドソン、セバスチャン・ブエミ、ステファン・サラザンがステアリングを握る。
TS030は、3.4ℓのナチュラル・アスピレーションのV8と、モーターを組み合わせたハイブリッド・モデルだ。エンジンのパワーは523bhp、これにモーターの296bhpがアシストされる。
2014年のWECレギュレーションの変更を見越して、トヨタは2013年モデルのドライブ・トレーン、シャシー、エアロダイナミクスに手を加えてきた。特に、全体的な効率を改善しているという。