詳細予想 フォード・フォーカスRS新型 ハイブリッドに? 価格は?
公開 : 2018.03.03 09:10
トランスミッションはどうなる?
ハイパフォーマンスカーにとって厳しい現代において、この動力性能の向上以上に重要なことは新しいハイブリッドシステム(ISG)による排気ガスの削減だ。
しかし、アウディが最近発表したような電動ターボをこの新型フォーカスRSが採用することは考えにくい。最近の予測によれば、このISG搭載のフォーカスRSは現行に比べ20-30g/kmもCO2排出量を削減することができる見込みだ。
現行のフォーカスRSは6速マニュアル・ギアボックスを搭載してきたが、次期型はDCTがオプションとして用意される可能性もある。ISGによるトルク補助がDCTのスムーズなギアチェンジに貢献するだろう。
また、道路の混雑が激しいアメリカや中国などにおいては2ペダルが重宝される。少なくともアメリカにおいては、このクルマはサイズに見合った価格である。
フォードはこの他に多段ATも持っているが、このクラスのクルマには重く大きすぎるため採用されることはないだろう。
靴箱ほどの大きさの48Vバッテリーを収めるための後部座席下のスペースも、やっとのことで作り出したのだろう。この新型フォーカスは現行モデルに使われるC2プラットフォームを50mm延長し、全長も4.4mとわずかに伸ばされている。