詳細予想 フォード・フォーカスRS新型 ハイブリッドに? 価格は?

公開 : 2018.03.03 09:10

値上げ「必至」 ハイブリッドゆえ

次期型フォーカスRSは現行と同様に5ドアハッチバックとなる。近年では3ドアハッチバックの売れ行きは芳しくなく、余分なコストがかかってしまうためだ。

ファミリー向けのバージョンの次期型フォーカスはおよそ50kg軽いが、このRSに搭載されたバッテリーや電気装備が重量増の原因となっているようだ。

しかし、パワーウエイトレシオやモーターの低速でのレスポンスのおかげで、加速性能やサーキットでのラップタイムは確実に向上している。

新型フォーカスRSは現行モデルとのハードウェア面での共通点が多いことから、現在と同様にドイツのザールルイ工場で生産されることは間違いないだろう。

新型フォーカスの内装は新型フィエスタと同系統に再設計され、操作系を単純化しスペースの拡大と視認性向上が図られた。また、スイッチ類やタッチスクリーンの性能向上などフォーカス全体の質感の向上にも特別な配慮がなされている。

フォードはもちろんフォーカスRSをリーズナブルなクルマとして位置付けているが、この次世代型の最速フォーカスはハイブリッド化に伴い値上げは必至であろう。

事実、それを裏付けるように現行型のヘリテージエディション3万9895ポンド(593万円)と、これまでのRSから3000ポンド(45万円)ほど値上げしている。

この48Vハイブリッドモデルが発売されるときには。4万ポンド(595万円)を超える可能性が高いが、これでも依然としてドイツ勢よりは安価で、環境性能という付加価値を備えることを考えれば妥当だろう。

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