詳細予想 フォード・フォーカスRS新型 ハイブリッドに? 価格は?
公開 : 2018.03.03 09:10
番外編 3世代のフォーカスRSの
フォーカスの歴史を遡る前に、フォードがRSをモデルサイクルの後半での販売促進のために導入してきた経緯を思い起こそう。20年前に初代フォーカスが発売されて以来、その半分ほどの期間にわたって3世代のRSが販売されてきた。
フォーカスRS Mk1(2002-2004)
フォーカス登場から4年後に発売された大きなホイールアーチが有名な2輪駆動モデル。
有効だが不評なクワイフ製機械式LSDを装備していた。速く、素晴らしいブレンボ製ブレーキを備えるもののトラクションの制御やハンドリングの扱いが難しかった。
フォーカスRS Mk2(2009-2011)
Mk1と比べ大きく重くなり、優秀な電子制御を装備したおかげでより穏やかで安定した。
ボルボ譲りの2.5ℓ、5気筒ターボエンジンにより再び速さを手に入れた。キネティック・デザインを採用した中期型にのみ設定され、非常に短命であった。
フォーカスRS Mk3(2014-2018)
フォーカスRSの歴史の中でもっとも長期間販売されたモデル。先進的で優秀な4WDシステムとドリフトモードを備える。
マスタング譲りの2.3ℓエコブースト4気筒エンジンにより350psを発揮する。最終型のヘリテージ・エディションでは細かな変更により375psに向上した。再びクワイフ製フロントデフを装備している。