いよいよジュネーブ・モータショー開幕 会場を彩ったスターたち 後編

公開 : 2018.03.04 16:40  更新 : 2019.05.04 13:03

マイバッハ57S(2005年)

数十年にわたり、メルセデス・ベンツを擁するダイムラーは、ロールス・ロイスベントレーを眼中に入れてこなかった。その状況が変わったのは、BMWがロールスを、フォルクスワーゲンがベントレーを手に入れたことが理由だ。

そこでダイムラーは、長年にわたり休眠状態にあった手持ちの高級車ブランドであるマイバッハの名を呼び起こし、2002年に57と62の2モデルを発売する。その後、2005年に発表された57Sは、6.0ℓV12ツインターボを搭載したスポーティ仕様だ。このほか、目玉が飛び出るほど高価な62ランドレーなどのバリエーションも登場したが、売れ行きははかばかしくなく、ダイムラーは2012年に独立ブランドとしてのマイバッハの継続を断念。その名はSクラスの最上級仕様として、新たなスタートを切ることになった。

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