パガーニ EVとマニュアルのウアイラ後継、発売2025年めどか 自動運転は否定
公開 : 2018.03.05 18:20 更新 : 2018.03.05 20:44
マニュアル・ギアボックスは採用 自動運転は断固拒否
2代目となるモデルでは、現行のセミATに加えて、高まる顧客からの要望に応えるかたちで、通常のマニュアル・ギアボックスが設定される。ポルシェも、PDKモデルのみの設定に、マニュアルを後から追加したことがある。
一方で、パガーニは、顧客にとってかれらのモデルは「走るためのオモチャ」であり、オーナーは自分で運転がしたいときにだけそのドライビングを楽しんでいることから、自社のプロダクトに対する自動運転技術の搭載は否定している。
最初にゾンダが、そのあとにウアイラが続いたように、パガーニでは常に一度に生産するのはひとつのモデルとしてきたが、業界がますます電動化を進めるなかで、そのEVモデルはクロアチアのリマックや、その他のさらに有名なハイパーカー・メーカーたちとの競合が予想されており、新たなエンジン・モデルと並行して生産されることになるだろう。
昨年パガーニでは自社モデルに対するレストアサービスを立ち上げているが、ロールス・ロイス、ポルシェ、マクラーレンやアストン マーティンに続いて、顧客のオリジナリティを高め、求めに応じた様々なオプション設定にも対応するカスタマイゼーション・サービスも開始する予定である。