モーガン・エアロ8終売、8台の特別モデル公開 GT3のパーツ使用
公開 : 2018.03.06 17:10
モーガン・エアロ8の販売が終了します。これにあわせて、8台の特別モデルがハンドメイド。BMWのN62型V8を搭載しているのもポイント。これまでと数値スペックは変わりませんが、顧客の要望に答えてつくる特別な内装やGT3ゆずりのエアロダイナミクスが特徴だといいます。
エアロ8終売 最後の特別モデル
モーガンはエアロ8の終売にあわせ、特別モデルを投入する。BMWのなかでも長寿ユニットであるN62型V8を搭載する最後のモデル、といった見方もできる。
2000年より4.8ℓの同エンジンが搭載されており、当のBMWは2010年に使用を打ち切った。
最高出力は372ps、最大トルクは51.2kg-m。0-100km/hタイムは4.5秒、最高速度は274km/hに達する。鋭いひとは、従来のモデルと数字が変わってないことにすぐに気づくかもしれないが、モーガンがこのクルマを推すのには理由がある。
理由のひとつは、2009年にデビューした「GT3」が使用していた、よりアグレッシブなエアロパーツを組みあわせること。大きなリアディフューザーをはじめ、カナードやその他細やかなエアロなどがこのクルマを特別たらしめる。
また、エアベントが追加される。いづれのパネルも手作業で制作されているところもポイントだ。
「フェンダー上部に追加したルーバーや、ドラマティックなリア・ディフューザーはテストを積み重ねた結果です。抵抗を減らし、なおかつロードホールディング性能を高めます」と誇らしげなのはデザイン部門を率いるジョン・ウェルズ。