フォルクスワーゲン・ビートル廃止 R&D統括「もう十分」 I.D. Buzzに期待
公開 : 2018.03.07 13:40
I.D. Buzz スタイリングはコンセプトモデルのまま
「MEB(フォルクスワーゲングループの新EVプラットフォーム)によって、オリジナル・シェイプを保ったままで本物のバスを作り出すことができます。ステアリングホイールのポジションも忠実に再現していますが、残念ながらそのフロントにエンジンはありません。スタイリングはコンセプトモデルのままです」とウェルシュは語っている。
「みなさんI.D. Buzzの量産モデルに関心を持っていただいているので、われわれはこのクルマを生産することにしたのです。その方がニュー・ビートルを5世代も続けるより良いと考えています」
「これまでにもマイクロバスのコンセプトはありましたが、その全てがフロントエンジンのモデルでした。ですが、フロントエンジンをMQBやPQといったプラットフォームで実現することは不可能なんです」
フォルクスワーゲンがニュー・ビートルの発売を開始したのは1997年であり、2代目が登場したのは2011年だった。