フォルクスワーゲンのトップ 独ディーゼル禁止令を批判 「恐ろしい、不要」

公開 : 2018.03.09 19:10  更新 : 2018.03.09 21:16

大気汚染よりもCO2が問題 ディーゼルはその解決策

ディエスは各都市にディーゼル乗り入れ禁止措置を「検討から外して欲しい」と願っている。彼は今回の判断が最悪のケースを想定した場合に基づいていることを強調しながら、「最悪のシナリオは回避可能です」と話す。

「われわれはこの状況を解決できます。多くの都市で4車線のうちひとつをEV専用にするだけで、この問題は基本的に解決可能なんです。公共交通に投資するほうが簡単な解決策です」


いまも拡がるディーゼル悪役説のもと、今年2月のディーゼルモデルの販売はドイツと英国でそれぞれ24%と20%、対前年比で減少しているが、ディエスは今後5年から10年は長距離を走るドライバーにとって、ディーゼルが最善の選択肢だと語っている。

さらに「CO2排出量目標を達成するにはディーゼルが必要です。ディーゼルは解決策のひとつであり、問題ではないのです」ともディエスは話す。

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