前アルピーヌA110責任者、中国資本のEVスタートアップ「バイトン」へ SUV開発で

公開 : 2018.03.13 21:50  更新 : 2021.05.13 12:00

インテリアには多彩なディスプレイ

そのインテリアは1250mm×250mmの大きさをもつ「共有エクスペリエンス・ディスプレイ」がダッシュボード全体を埋め尽くしている。このディスプレイはカスタマイズ可能な3つのパネルで構成されており、3つの背面カメラの画像を表示することもできる。そのうちふたつはサイドミラーであり、残るひとつはリアカメラとなる。ディスプレイの明度や背景色は照明にあわせて自動で調整される。

共有エクスペリエンス・ディスプレイは、ジェスチャーと声によるコントロールが可能であり、スマートフォン・アプリ経由での操作を行うこともできる。リアシートのパッセンジャー向けにもディスプレイが2面設置されており、同じ方法で操作が可能だ。

ナビゲーションを含むメインのドライバー向けインフォメーションは、ステアリングホイールに埋め込まれた8インチのタッチコントロール式ドライバー・タブレットに表示される。ディスプレイのエッジ部分はドライブ・セレクター、インジケーターとインフォテインメントの音量調整用ボタンとなる。


各シートには顔認証用カメラが設置され、乗員を特定することでそれぞれにあったシートセッティングをどの席でも再現することができる。フロントシートは12度回転するとのことだ。

このSUVモデルは2019年の生産開始が予定されており、バイトンのダニエル・キルヘット社長は、SUVと同じプラットフォームを共有するサルーンとMPVもすぐその後に続くと話す。

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