長期テスト 日産マイクラ(1) 日本未導入モデル 変更点は?

公開 : 2018.03.15 17:10  更新 : 2021.03.19 11:28

マイクラ 納車後の第一印象は?

われわれのマイクラとの付き合いはまだ日が浅く、800kmほどしか走っていないためエンジンはまだアタリがついていない。だがこの0.9ℓエンジンは少々扱いに慣れが必要なようだ。

少々高回転まで回す必要があり、わたしの運転スタイルをそれに合わせる必要がありそうだ。その点を除けは、街乗りではキビキビと走る一方で高速道路でも不自由することはなさそうだ。

納車される前、わたしはこのクルマに装備された、インテリジェント・トレース・コントロールとインテリジェント・ライド・コントロールという2種類の電子制御装置に興味を持っていた。

これは以前のマイクラでもハードなコーナリング時に個々の車輪にブレーキをかけることにより適切なラインを維持するために装備されていたものだった。

わたしはタイトコーナーが連続するチルターン丘陵に向かい、この機能をテストすることを試みた。すると、少々オーバースピードでも俊敏にコーナーを駆け抜けることができたのだった。

また、インテリジェント・ライド・コントロールは、段差やスピードバンプを超える際にエンジン、ブレーキ、ショックアブソーバーを制御してのピッチングを抑える機能である。今のところこの機能を十分に試せていないが、いずれその有効性があきらかになるだろう。

現時点ではこのマイクラは良い感触だが、今後の6カ月間でこの超小型車市場という激戦区で戦い抜けるクルマなのかどうかを明らかにしていきたい。

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