フォルクスワーゲンI.D. Rプロトタイプ パイクスピーク前にイメージ画像を公開

公開 : 2018.03.20 19:10  更新 : 2018.04.23 02:14

革新的な技術 R仕様のI.D.ファミリーも

今後発売予定のI.D.電動ロードカー・シリーズの開発責任者でもあるウェルシュは、I.D. Rパイクスピークには「革新的なドライブとバッテリー技術」が備わっていると話す。

I.D. Rパイクスピークのドライブトレインについて、フォルクスワーゲンからは何の発表も行われていないが、2基のモーターを搭載して、それぞれがフロントとリアを駆動すると予想されている。これは、現在開発中のI.D. Crozz、I.D. BuzzとI.D. Vizzionコンセプトの量産モデルと同じ駆動方式だ。


内部情報筋によれば、大型リチウムイオン・バッテリーからモーターへ電力供給すると予想されるが、このバッテリーには、フォルクスワーゲンの他の完全電動モデルと同じような、既存のセル技術が使われることになるだろう。

フォルクスワーゲンでは、I.D. Rパイクスピークが、将来におけるスポーティなR仕様の電動I.D.モデル登場に向けた、「フォルクスワーゲンRとフォルクスワーゲン・モータースポーツの関係強化のファーストステップ」になる可能性を示唆している。

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