BMW X7 Mバージョンの存在、明らかに 11月公開へ
公開 : 2018.03.23 12:25 更新 : 2018.03.23 12:33
X5とは全く別のモデル
量産バージョンのスタイリングは、発売前にさらなる調整が行われるはずだが、ボディの大きさはほぼそのままとなるだろう。つまり、
・全長:5020mm(現行X5比プラス113mm)
・全幅:2020mm(同プラス82mm)
・全高:1800mm(同プラス37mm)
・ホイールベース:3010mm(同プラス76mm)
という組み合わせは、ほぼそのまま残るわけだ。
カモフラージュの上からでも、デイタイム・ランニングライトやキドニーグリルといった、見慣れたBMWの特徴が見て取れる。X7 iPerformanceで見られたライトバーは量産モデルには引き継がれないようだ。
7人乗りモデルも米国と中国市場を念頭に開発が進められているが、2016年にBMWのセールスおよびマーケティング責任者であるイアン・ロバートソンによって、英国への導入予定も明らかにされている。
その年のニューヨーク・モーターショーでAUTOCARに対してロバートソンは「いくつかのトップエンドとなるラグジュアリー・バージョンと、主力となるモデルが存在することになります。いまのところ、価格についてはお話できませんが、このクルマに7シリーズと同じテクノロジーとラグジュアリー性が与えられることを考えれば、価格の重大なヒントになるのではないでしょうか」と話している。
これまでX7は、X5のボディを延長したモデルになると考えられていたが、ロバートソンは多くのパーツが専用設計だという。「ふたつのモデルを並べてみれば、ホイールベースをはじめ似ているところは少ないとお気付きになるでしょう。われわれはただ単にホイールベースを延長したりはしません。完全に新しいボディパネルです」