シトロエンC4カクタス2018年型に試乗 新型ならではの変更点さぐる

公開 : 2018.03.22 20:40  更新 : 2021.03.05 21:43

ギアボックス 110/130psのエンジン

ギアボックスについて。街乗り時の低いギアではあまり直感的な操作ができないが、高速になるにつれ改善し4速から5速を経て6速へのギアチェンジは気持ちの良いものだった。

続いてエンジン。新設定された130ps仕様のパフォーマスは十分以上で、0-100km/hを8.7秒で加速する。3気筒130psという数値から想像されるほどのトルクは感じられないが、必要にして十分といった印象だ。

われわれは110psの仕様にも試乗したが、2台の間にそれほど明確な差異は感じられなかった。1000ポンド(15万円)の差額を考えると、試す価値はある。

シトロエンが提供するアドバンスド・コンフォートの一部である静粛性についてだが、130psのエンジンなどから発せられる騒音は非常に小さなものだった。

快適性についての一番の進化はシート。今までのC4カクタスと同様に、大きく幅広で快適なベンチのようなシートだ。われわれの3時間のドライブ中、気になった点はセンターコンソールの収納が小さい点と、深いシートによって後席のレッグルームが制限されてしまっている点だけだった。

インテリアについても見ていこう。

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