ピニンファリーナ ブガッティ・シロン級の高性能EV生産へ 3種のSUVも

公開 : 2018.03.22 18:40

祖父の夢 生産するのは希少かつ美しいモデル

マヒンドラは今後5年間でプロジェクト・モンタナに対して総額3億5800万ポンド(543億5900万円)を投資する予定だ。

ハイパーカーの開発は年内に開始され、2020年の発売が予定されている。ピニンファリーナの新たな自動車製造部隊は、親会社のEV部門であるマヒンドラ・エレクトリックとは独立して運営され、オペレーションの拠点は欧州に置かれる。

ピニンファリーナはここ数カ月、自動車メーカーになるというその思いを示唆してきた。会長のパオロ・ピニンファリーナは、ジュネーブ・モーターショーで、彼の祖父で、ピニンファリーナの創業者でもあるバッティスタ・ファリーナの夢だった自動車生産が「近い将来現実のものになる」と語っていた。


内部情報筋はAUTOCARに対して、「ピニンファリーナは常に特別なモデルを創り出してきましたが、たいていは顧客のためでした。一方で、2015年に6台のみ生産されたピニンファリーナ・セルジオ(価格300万ドル:約9600万円)がそうだったように、われわれ自身の手でも常に上手くやってきています。ですから、次にどうすべきかを理解するのは難しいことではありません。われわれが創り出すモデルは非常に限られた台数の、とても美しいモデルになるでしょう」

ピニンファリーナは、4月14日にローマで初めて開催されるフォーミュラEで、自身の計画を正式発表するだろう。

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