Lynk & Co 02 欧州向け小型クロスオーバー 「01」「03」と差別化

公開 : 2018.03.28 06:10

内装画像 都市型住民がターゲット

「02」では、トリムレベルの代わりに、数種類の「ペルソナ」と呼ばれるモデル設定を行い、ツートーンの塗装が施される。

Lynk & Coでは、一般的なトリムレベルやオプションは設定されず、その代わりに、ワン・プライスのモデル展開をし、全てのエンジン種類とカラーを網羅した、トータルで8つの「ペルソナ」を計画している。


Lynk & Coでは02に対して

キャビンはコネクティビティに注力しており、大型タッチスクリーンとインフォテインメント・システムが、「世界初のイン・カー・シェア・ボタン」と彼らが呼ぶパーツとともに設置される。

その他のボルボをベースとしたモデル同様、「02」もベルギーにあるボルボのゲント工場で生産。Lynk & Coでは、自社のモデルはファン・トゥ・ドライブを重視して、欧州風のハンドリングテイストを与えるという。

同ブランドのセールス部門トップであるアレイン・ビッサーは、「販売開始当初は、われわれがターゲットとするグローバルにつながる都市居住者層にアピールしていきます。そのため、欧州の主要都市に注力することになるでしょう。われわれはヨーロッパ向けに欧州で生産を行い、当初はハイブリッドのドライブトレインをもつ電動化モデルに特化するつもりです」と話している。

クルマを持たない “クルマ好き”

Lynk & Coでは、ボルボの新たなパフォーマンスブランドであるポールスター同様のサブスクリプション方式での販売を行うことになる。この方式では、顧客が1カ月から36カ月までのあいだで自由に期間を設定でき、クルマを使用しない時には、自身のクルマを「シェア」することが可能となる。ビッサーは、サブスクリプション方式とは「ノー・コミットメント」なシステムであり、幅広い顧客市場にアクセスすることができる方法だという。さらに、このブランドは「クルマの所有を望まない人々のため」のものだとして、「クルマを愛しながらも、所有は望まない人々が多くいます」と話す。

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