VWアトラスの5人乗りモデル 「アトラス・クロススポーツ・コンセプト」公開
公開 : 2018.03.28 17:11 更新 : 2018.03.28 17:11
PHEV/HEV バッテリー容量に大きな差
フォルクスワーゲンでは、この新型モデルの車両重量を明らかにしていないが、公式発表されたパフォーマンスは、0-97km/h加速5.4秒、最高速度は209km/h(リミッター)だという。
電気モーターで使用される電力は、ラゲッジスペースのフロアに設置される18.0kWhの容量をもつリチウムイオン・バッテリーに蓄えられ、EPAテストサイクルでのバッテリーによる航続距離は42km、NEDCでは71kmとされている。一方で、トータルの航続距離は998kmだ。
さらに、ニューヨークではより一般的なマイルドハイブリッド(HEV)も公開され、これは発売間近のアトラス・クロススポーツの量産バージョンに搭載される予定である。このHEVでもフォルクスワーゲンの新型プラグインハイブリッドと同じガソリンエンジンと電気モーターが組み合わされ、その合計出力は314ps/68.3kg-mとなる。
より進化したハイブリッドモデルのプラグイン性能を持たず、リチウムイオン・バッテリーの容量も、2.0kWhと著しく削減されることで、ピュアEVとしての航続距離はわずか2.4km、トータルでの航続距離も958kmとなる一方、プラグインハイブリッド・モデル同様、ブレーキングとコースティングから回収された運動エネルギーはバッテリーに蓄えることが可能だ。
なお、AUTOCAR JAPANでこの記事をご覧になっている方は、「すべての画像をみる」ボタンから、外部メディアでご覧の方は、記事下に設けられたリンク「『アトラス・クロススポーツ・コンセプト』すべての画像をみる」から、ほかの画像をお楽しみいただける。