トヨタRAV4新型 TNGA採用 サイズ/内装/日本発売は?

公開 : 2018.03.28 16:40  更新 : 2021.01.28 18:34

2.5ℓダイナミック・フォース・エンジン ハイブリッド車も


走行性能については、ドライバーの感性を重視した走りと乗り心地を両立するために、路面を選ばない安定性(Confident)とドライバーの意のままの操舵性(Natural)の実現を目指したという。

TNGAに基づくプラットフォームを採用することで、ボディの高剛性化、低重心化、リア・サスペンションの最適チューニングのほか、燃料タンク位置見直しなど、クルマのパッケージ全体を一新し、操縦安定性と乗り心地を大幅に向上。

パワートレインには、TNGAによる直列4気筒直噴エンジン「ダイナミック・フォース・エンジン(2.5ℓ)」、8速トランスミッション「Direct Shift-8AT」、2.5ℓハイブリッドシステム(THSⅡ)を設定。エンジンの高トルク化により、アクセル踏み込み時のレスポンスや加速性能を大幅に向上させたほか、燃焼効率の向上およびトランスミッションの高効率化により、優れた動力性能と低燃費を両立させた。

ダイナミックトルクベクタリングAWDとは?

ガソリン車の上級グレードには、新開発した4WDシステム「ダイナミックトルクベクタリングAWD」をトヨタで初採用。前後および後輪の左右駆動力を最適に制御する「トルクベクタリング機構」を搭載することでコーナリングや悪路走行時においても優れた操縦安定性とトラクション性能を発揮する。

また、2WD走行時には後輪に動力を伝達する駆動系の回転を停止させて燃費向上を図る「ディスコネクト機構」も搭載。ハイブリッド車には、「新型E-Four」をトヨタ車で初めて採用。電気で駆動する後輪の最大トルクを従来型の1.3倍に増加させた上で、走行状態に応じて適切に後輪にトルクを配分する新制御を採り入れ、高い走破性と優れた操縦安定性を実現した。
 

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