後期型メルセデス-AMG C63 運動性能とインテリアを改良
公開 : 2018.03.29 16:40 更新 : 2021.01.30 21:38
マイナーチェンジ版メルセデス-AMG C63が発表されました。ボディはサルーン、エステート、クーペ、カブリオレの四種類。エンジンは476psと510psの2種類。加速性能は変わらず、ハンドリングや内装が変更されました。価格は少々値上がりする見込みです。
もくじ
ー 後期型C63、ハンドリングを改善
ー 内装が刷新、スペックは維持
ー ライバル車との比較
後期型C63、ハンドリングを改善
メルセデス-AMGは今回C63の数値面の性能は変化させず、ダイナミクスとインテリアに大きな変更を加えたようだ。
ニューヨークにて展示中のサルーン、エステート、クーペ、カブリオレの4つのボディタイプを持つCクラスAMGは史上もっとも売れたAMGモデルである。今までのC63に加えてよりジェントルなC43が追加されたこともその一因だ。
ダイナミクス面を向上させるべく、今までの7速スピートシフトはよりシフトの速い9速に置き換えられた。これには6つのドライブモードが用意され、それぞれスリッパリー、コンフォート、スポーツ、スポーツ+、レース、インディビジュアルだ。
AMGダイナミクスと呼ばれる新たなモード切り替えも用意され、状況に応じて異なるハンドリング特性を見せてくれる。ベーシック、アドバンスト、プロ、そしてマスターのそれぞれのプログラムが用意される。
さらに、オプションでAMGトラック・ペースとよばれるプログラムを選択することもできる。これは、バーチャルのエンジニアのようにサーキット走行時のデータを記録してくれる。
このC63には標準で各輪のダンピングを制御する機能が付いている。前輪には4リンク、後輪にはマルチリンク式のサスペンションが装備されている。新設計パーツの採用によってキャンバー角が増えたことにより高速コーナーでのスタビリティが向上したそうだ。